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「新築の住宅は改装できる?」BO BEDRE 2018年10月号

最終更新: 2019年3月4日

建築家HANS JØRGEN VESTHART氏は可能である事をオーフス市に有るライトハウスマンションで証明しました。

港に船が停泊したかの様に新築テラスハウスは、オーフス市東地区の廃港に忽然と姿を現しました。新プロジェクトによって躍動的にこの地に新築マンション建設が進められています。この廃港の跡地は中心街にも海にも近い立地条件の為これから更に新築マンションが増築される予定です。


ここに紹介させていただくライトハウスの一階は全ての新築マンションより更に新築にリノベーションされました。以前は113平方メートルの3部屋に分かれていた間取りを壁を取り除き、1つ階をメゾネットタイプにして増築させ、アイランドキッチンを新しく設置してコンクリート床に改装されています。


ここの住民であり自らリノベーションデザインを手がけた建築家MAA Hans Jørgen氏は、以前オーフス市より北のEgå市に暮らしていましたが、子供たちの独立と同時に、彼のパートナーであり同じ建築家でも有る、MAA Helena Stigel氏と自分たちの思い描いている理想の家として可能性の高いライトハウスに移ることに決めたそうです。


「私達は先ずこの家の設計図、天井の高さ、一階である事の確認をしました。一軒家からマンションに引っ越した場合エレベーターから外廊下を通らずに直接家に出入り出来る事が重要でした。」とHans Jørgen氏は言います。


多くの人は新築マンションの場合、現状のまま住み始める事でしょうが、HansJørgen氏の場合、家族や友達が引っ越した際、必ず自分で手を加えないと納得できない事で有名なそうで、この新築マンションも御多分に洩れず手を加えなければいられなかったそうです。


「この形式のマンションはシンプルな箱型なので、間取りの取り壊しも基柱さえ残せばリノベーションも柔軟な対応が出来ます。ここの景色や立地条件が気に入っても、部屋の間取りが気に入らない時はシンプルで手頃なリノベーションの可能性は豊富にあります。」と言います。


この部屋のリノベーションの基本となったのは、有名な建築家Le Corbusier氏の開放的な空間や部屋の高さを複数の段に区分けるインスピレーションからも応用しています。


「部屋の片方はソファやダイニングテーブルが有るライフゾーン、反対側の片方は仕事をしたり就眠するくつろぎゾーン、中心部は食事を作ったり出来るテクニカルゾーン、ゾーン分けは段を作ったメゾネット方式に強調されて、そこではゆっくりと座って本を読んだり、デイベットに横になって仮眠をとり、オーフス湾に沈む夕陽に目覚める事もあります。」

壁を取り除いた事によって隅から隅まで自由に行動する事が可能になり、採光も部屋全体に行き渡り、部屋の何処にいても茂み越しに海が見えます。


「自然とメンタルの繋がりを持つのは人間にとって重要な事です。ここからは遠くの景色を見渡せてとても快適です。なにしろ1番良いことは海の上には建造物は建てることは出来ないので他人にこの景色を壊されることは無いでしょう。」


<本誌2018年4月号p.98->



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