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「花を使った魅力的な作品」BO BEDRE 2019年12月号

"blændende blomsterværk"


フォトグラファー兼スタイリストのSigne Bay氏は自らをビジュアル・ストリーテラーと呼ぶ。彼女の

カジュアルなスタイルは完全かつ不完全な人生の夢を再現している。彼女の本格的な

テーブルセッティングは、クリスマスのデコレーションのインスピレーションになるはず。



テーブルを覆うのはÅhlens社のリネンテーブルクロス。そして

テーブルを囲んでいるのは、Thonetの赤いヴィンテージチェア。

ベースカラーと目立つ色の二色を組み合わせるのが定番だ。

天井からぶら下げるフラワーデコレーションは、金網を適当なサイズに丸めて作ったボールに赤いプロテアを差し込み、ドライフラワーにしたアジサイを間に差し込んで、ボール全体を花で覆い、釣り糸を

使って天井からぶら下げた。材料はすべてPanduro Hobby社のもの。ドライフラワーはStalks & Roots社製。



Apato社の素朴なプレートとWMF社の

ヴィンテージグラスやウォーターグラス。

Himla社の

リネンナプキンやヴィンテージのクリスマス飾りと

一緒に使うと、過去と現代の良いハーモニーが

生まれる。




Signe Bay氏は自らをビジュアル・ストリーテラーと呼ぶ。フォトグラファー兼スタイリストとして

活躍している。

プレゼントのラッピングは毎年、Bay氏の美学の発揮どころ。思い出に残るような、ゲストに合わせた

ラッピングを施す。

コペンハーゲン北部のCharlottenlund市にある、築1952年、かつて印刷所だった家がSigne Bay氏の自宅だ。自らをビジュアル・ストリーテラーと呼ぶSigneはフォトグラファー兼スタイリストとして活躍している。直感や想像力を活かしたノルディックスタイルが、数々の国内外のインテリア雑誌から絶賛されている。

「ハマースホイのようなデンマークの画家や、オランダの巨匠と呼ばれる昔の画家たちの光の使い方からインスピレーションを受けている」とSigneは話す。

 彼女のアイデアは、例えば日課である林の散歩中、瞬間的に湧いてくる。今年のクリスマスのテーブルには自宅にあるThonetチェアを使うこと決め、カラーパレットが決まった。

「ベージュなど、ベースとなる色を決め、そこに赤などの目立つ色彩をアクセントとして使います。そしてそれ以外の色は使いません。色彩はちゃんと計画するが、それ以外は適当なところもあります。深く考えずにものを置き、合わなかったら別のものと入れ替えたり…。手に入る花によって花を決めますが、今年は赤の花を使うと決めていたのです」とSigneは言う。

 昔のクリスマス飾りは必ずテーブルセッティングを使う。

「私も家族もクリスマスの飾りが大好きで、ほとんどのクリスマスの飾りをリサイクルショップで買います。昔のものにハマっていて、リサイクルショップではきちんとした手作りの飾りを見つけ出します」

 クリスマスイブは交替で、デンマークかルーツのあるイタリアの家族と一緒に過ごす。親戚がたくさん集まり、4メートルほどの高さのクリスマスツリーが必ず用意される。家族全員料理が大好きなので、クリスマスディナーはもちろん手作り。メニューはローストダック、カラメルポテト、赤キャベツの蒸し煮、ウォルドーフ・サラダや手作りのフサスグリのゼリー。兄はいつもデザートを担当で、伝統的なチェリーソースと食べる冷たいライスプティングを作る。

Signeや家族はクリスマスにまつわるすべてが大好きだそう。ワクワクする気持ちや、特別な服、クリスマスツリー、ご馳走、そしてその時期ならではの喜び…すべては全員にとって大切なことだ。クリスマスツリーのキャンドルを灯すとき、一家ならではのやり方がある。

「父を除いて全員が別の部屋に移動します。その間、父はクリスマスツリーのキャンドルすべてに火をつけ、つけ終わったら、私たちはドアを開けてツリーがある部屋に入ることが許されます。子どもたちはキャンドルが灯されているツリーをみて、とても喜びます。すてきな瞬間なんです」とSigneが言う。

 テーブルセッティングをする際は、娘のAnnaちゃんがよく手伝ってくれるそう。

「Annaは手伝うことが大好きでとても上手。彼女は徹底的にやってくれるし、細かいところに気を配ってくれる。将来、私と同じような仕事するかもしれません」とSigneが笑いながら話す。

 今年のテーブルセッティングはリネンのテーブルクロス、ナプキン、リサイクルショップで見つけた昔風の真っ赤なクリスマスボール、ザクロや松ぼっくりを使う。それにラッピングされたプレゼント。これまで過ごしてきたクリスマスにはすべて心温まる思い出があるというが、子供の頃、母親の親戚が住んでいたユラン半島の南部の農場でクリスマスを過ごしたことが特に印象的だそうだ。

「大家族だから、いとこがたくさんいるのです。私たちは農場で思う存分遊んでから、ご馳走を食べました。30人がクリスマスツリーを回って、すべての部屋に移動した時、みんな興奮していて、自分も浮いているような気分でした。大切にしている素敵な思い出です」とSigneは語った。



クリスマスのお菓子はクリスマスディナーの前後にたっぷり食べる。Atolloという白色のランプはOluce社のもので、Vico Magistretti氏が1977年にデザインしたもの。自然の色はニュートラルなベースカラーとして用いる。Ejnar Paulsenが

作った陶器の水入れ、Bo/Tyrrestrup Designからのカップや

Gurli Elbækgaard氏が作ったボウルが、雰囲気にぴったり合っている。







絵画のように美しいセッティングは、Signeが赤いプロテアの花で作った独特な

デコレーション。彼女の美的センスが発揮されたスタイルに、アメリカのVogueや

イギリスのElle Decorationといった海外の雑誌も注目している。

真っ赤なThonetの赤いチェアがベーシックカラーのベージュの中で引き立つ。



テーブルセッティングの準備もSigneの工夫に

よって美しくなる。オーク製のフックラックはArtelleriet社のもの。松ぼっくりのリースの

作り方:まず、金属線を使ってベースのリースを

作る。その上にフラワーテープを貼り、小枝に

ついたままの松ぼっくりを付けていく。

ナチュラルカラーのサイザルの糸を付けて飾る。素材はPanduro Hobby社のもので、カラマツの松

ぼっくりは拾ったもの。






<BO BEDRE 2019年12月号>

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