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「移住者の夢を可能に変えたな家」BO BEDRE 2019年3月号



黒色のキッチンはMasi氏の一番のお気に入り、いつも家族が集合する場所です。Masiは黒色が大好きで、特定の艶のないコーティングや柔らかい表面のあるキッチンがほしいというはっきりした希望を持っていました。彼女は複数のキッチンメーカーと相談した結果、Svaneキッチンで希望したキッチンをやっと見つけました。そして幸運にも彼女はまだ未発売のキッチンを購入できました。壁の緑色の自然なコケを加えることによって、美しいデコレーションと黒色のキッチンのコントラバスにもなっています。同時に大きな部屋の音を抑える機能も果たしています。










家の玄関口では植物やコールテン鋼が黒色の表面やコンクリートを和らげます。

黒いボックスとよく呼ばれるこの家。隣近所や訪問者にとっての指標になっています。

Masi氏とJimmi氏は設計者Allan Lorenzen氏と共に家を設計しました。













 

Roskilde市の近くにあるTrekroner地区では緑の丘に囲まれている大きな黒いボックスが目に付きます。人目につく美しい家です。ここではMasi Normann-Balouch氏と Jimmi Normann-Balouch氏は息子のEdisonと共に暮らしています。もうすぐ赤ちゃんも生まれる予定です。2014年夫婦は土地を購入し、2016年6月、家が完成しました。二人はAllan Lorenzen設計者と共に家の設計しました。大工の資格を持ち、建設会社の現場担当として働くJimmi氏は空き時間を使って自ら家を建てました。普段インテリアデザインの仕事するMasi氏は室内のすべてのデザインや素材選びを担当しました。

「希望通りで自分の家を建てるなんて夢ですよね。最初はまったく別の家を想像しました。例えば、自然の石、木材たっぷりのレークハウス。家全体を亜鉛で覆うことも考えた時期もありました。いろいろ試して選択しましたが、根本的なイデアは一度も妥協していません」とJimmi氏が語ります。

黒い外壁、大きな窓ガラス、コンクリート壁や黒い天井があるので、家はミニマルな少し硬い印象を与えます。そこで室内に落ち着きを持たせ、くつろげる家になるよう二人は雰囲気を和らげるため、様々な工夫をしました。

「一見、少し冷たい感じがするかもしれませんが、家の周辺に植物を植えましたので、温かい雰囲気になりました。室内では黒色のキッチンはコケの壁やオーク製のブラインドのおかげでソフトな感じがします。私は素敵な居心地の良い家になっていると思います」とMasi氏が誇りを持って言います。

Masi氏とJimmi氏は自宅に友人を招くことが大好きなので、自宅で家族や友人のため夕食をよく作ります。家にやってくる友人や親戚が落ち着ける雰囲気をつくることはMasi氏にとって大事なことでした。そのため、二人は自分たちにとって完璧なキッチンを作る事に時間と手間を随分かけました。

「私も夫も親戚が多いので、キッチンには三つのオーブンが必要です。親戚が集まると、30-40人になることが多くそれも身近の家族だけですよ」とMasi氏が言います。

 家のほとんどが友人や家族が集まって食事できる一つの大きな部屋であることに対して寝室やバスルームは二人の落ち着く場所になっています。外国旅行を数多くし、インスピレーションをたくさん得た二人は寝室やバスルームを外側の自然を楽しむ大きなスパやリラックスエリアにしました。

大きな家、素敵な庭、仲の良い隣人や歩いて行ける距離にある保育園や学校、二人はすべてを可能にして、これ以上に求めることがないと思われますが、Masi氏やJimmi氏は再びの夢を諦めていません。

「新築の家を建てる間は『こういうことは二度しないわ』と言いますが、1.5年が経ったら『また新しい家を造ろうかな』と言うかもしれません。



ダイニングルームはリビングルームとキッチンをつなげ、大人数の来客を収容可能に出来るよう作られています。白・黒色の部屋ですが、オーク製のブライントが温かい雰囲気をもたらします。Arne Jacobsenの革製のSevenチェア、二人が設計したNæstved Fliser社が作った緑色の大理石のテーブル、Tom Rossau社のゴールデン色の照明。














豪華なダイニングキッチンは家族が集まる場所です。家にいるとき、ほとんどいつもここで時間を過ごします。黒色が大好きなMasi氏は、無限の空間が味わえられるから、天井も黒色にしました。コーナーソファはBOConcept社から、ソファテーブルはMenu社、後にある絵は夫婦が自ら製作したもの。



特徴のある換気扇は天井からぶら下げる架の中に入っています。Jimmi氏自身が設計し、作りました。バーチェアはHay社、蛇口はQuooker社。グラス張りの橋は寝室とダイニングルームと結びます。天井と大きな窓から自然の光がたっぷり入ります。ホームオフィスはMasi氏のワークスペースです。彼女はデンマークの有名なデザイナーからインスピレーションを受け、毎日このポスターを見て、デンマークのデザイン歴史を思い出します。オフィスチェアはBent Hansen社。Masi氏が手かけた一つのアレンジメント。ここはBrainchild Original作の絵とソストレーネグレーネからのアクセサリーです。



















寝室はバスルームと一つになっています。豪華なホテルの一室という発想は夫婦が何回もモルディブやバンコクに旅し遭遇したことから生まれました。北欧スタイルやシンプルな表現とうまく組み合わせ、夫婦は落ち着くリラックスアエリアを作りたかったのです。ベッドからもジャクージーからも外の景色が楽しめます。プライバシーのため、日よけを下すこともできます。このページ:ジャクージーはユラン半島のVVS-eksperten社、バスルーム家具はSvane社。鏡で映っているモザイクはBanio Fliser社。









外のエリアは広々として大きなスペースですが、くつろげるコーナーもあります。ここでも冷たいハードな印象は木材、コールテン鋼やソフトなガーデン家具で和らげています。この地区ではこの家が特に目立ちますが、悪い印象は与えていません。周辺の住民はこの家も夫婦も歓迎し、Jimmi夫婦は子どもの頃過ごしていたVejle市の落ち着く雰囲気をここで再現出来た事に満足しています。




























<BO BEDRE 2019年3月号P.116>

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