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「平穏と夢へいざなうトウモロコシ畑 」BO BEDRE 7月号2020

"MAJSMARKER DER MANER TIL RO & DRØMMERIER"



心理療法士 Michelle Dannemann Ennéと建築家 Bjarke Christensenは、

Lumsåsにサマーハウスを建てた。 テラスからは保存された畑が一望でき、遮るのものは空と森だけ。その眺めは心と体に深い安らきぎとして染み渡り、新しい

アイディアを芽吹かせて育む




その茅葺の家は、元の家が火事で焼失した後、2014年に建てられた。新しい家の建築にあたり、夫婦は本物のサマーハウスとしての雰囲気を残すため、元の家をイメージ。お手のテラスからは、周囲の自然を見渡すことがでる。

美しいトウモロコシ畑は、夫婦が惚れ込んだものの一つだ。このトウモロコシ畑は保護されていたため、今の眺めが変わることがないと知ったからだ。石塀は、時折り畑から掘り出される石を使って、ゆっくりと形作られてきた。











「お互い自分の椅子にただ座って、畑を眺めるのは気持ちがいいですね。私たちは二人とも 平日は忙しく働いていて、ここでの暮らしは都会にいるときとは違うと感じられるんです。」と、普段は心理療法士として働くMichelle Dannemann Ennéはそう話す。彼女の夫で建築家のBjarke Christensenは、この夏の日も、お手製のテラスで彼女の隣に座っている。二人の付き合いは長い。彼らはØsterbroの同じ地域で育ち、現在もそこに住んでいる。通った学校も同じでその学校は彼らの息子TobiasとOliverも通った。そして、二人とも家からすぐの職場で働いている。Michelleと Bjarkeは、都会での狭い生活圏をとても気に入っているが、Sjællands Oddeに近い Lumsåsの サマーハウスで過ごせることにも感謝している。実際彼らは、一年中、ほぼ毎週末そこを訪れて いる。サマーハウスは2005年に購入した。

「新聞でこの土地を見たとき、私たちは疑っていました。写真のようなことはあり得ない、と。 でもここ に来てみると、写真で見た通りだったのです。何かが建つ心配のない、広大な オーガニックのトウモロコシ畑。そして、その向こうに広がる森や森を抜けると現れる、ほとんど 手付つかずの浜辺。この場所は私たちに安らぎを与えてくれました。それが私たちの心を掴んだのです。」とMichelleは語る。

家と土地を購入して数年後、火事で家は焼失してしまった。2014年、MichelleとBjarkeは新しい家を建てはじめる。当時まだ、元の家と同じ様式の別棟が残っていたため、彼らはいくつかの改善を加えつつも、かつての家を復元しようと決めた。

「もしゲストハウスが残っていなければ、私たちは別の様式の家を建てたでしょう。でも、別棟はあったし、私たちは前の家の在り方にとても満足していたんです。それで、私たちは元の家をモデルにすること、そして将来自分たちが年をとることを見越した設計にすることで、意見が 一致しました。新しい家はメンテナンスがしやすく、動き回りやすく、そして心地よくしようと。」そしてBjarkeがこう付け足した。

「私にとっては、これが本来のサマーハウス。最近の新しいサマーハウスは、とても大きく豪華なものが多いけれど、私が思うに、それらの中には憩いの雰囲気が欠けているものがあります。 私はサマーハウスの持つオーラと、日常で暮らす家とは別の何かがあると言うところが好き なのです。」

MichelleとBjarkeはこのサマーハウスにいるとき、庭仕事にとても多くの時間を費やしている。 Michelleはたくさんの美しい紫陽花を育てていて、大きな愛情を持って世話をしているし、Bjarkeには、畑との境界を石で築くという終わりのないプロジェクトがあるのだ。その石は、時々畑の土から出てくるものを、農家の人がMichelleとBjarkeの家まで転がしてきてくれたものだ。二人にとって自然の中に身を置くことは、サマーハウスにおいてとても重要なことである。そして、冬でも自然の近くにいられるように、彼らは温室まで建ててしまった。

「この温室のことはをとても美しいと思っています。たくさんの窓のおかげで、自然がこの空間の中まで入ってくるような、その在り方を楽しんでいますよ。見上げれば星や雲があるし、畑を遠くまで見渡すこともできる。ここにいると、特別な自然の魅力を感じるんですよね。」Michelleはそう 語る。

Lumsåsでの暮らしは、夫婦の生活の質を向上させている。庭仕事で身体を動かすことが、平日の座りっぱなしの事務仕事とのよい対比となっていることに加え、ここの暮らしが二人の絆を強めているからだ。

「ここが私たちの結婚生活に与える影響は大きいですね。ここは私たち二人の家であり、この家がきれいで整っていて、好きな場所であるよう、お互いに多くの労力を費やしています。夜は外のデッキチェアに座って、ワインを飲みながら、ここでやっていきたいあらゆることについて話すのが、私たちは大好きなの。私はそうやってお互いに安らぎを感じることは、愛情のためには良いと 思っています。」そうMichelleが言うと、Bjarkeはこう続けた。

「私たちはここに座りながら、自分たちの人生にあと少しだけ望むなら何か、ということに ついて話すのが得意なんです。この家は、夢を見るためのインスピレーションを与えてくれます。」






MICHELLE DANNEMANN ENNÉとBJARKE CHRISTENSEN Lumsåsにあるサマーハウスの前のお手製テラスにて。エゾノウワズミザラはゲストハウスとサマーハウスの間にあり、火事をた。MichelleとBjarkeは小さな木を植えたつもりだったが、「信じられないくらい大きく育った。」と言う。新しい家は以前の家に比べ現代的。例えば、棟木までの吹き抜けや、Bjarkeが施した屋根の傾斜下の収納の解決策など。母屋を端から撮影。温室が家の延長として建てられている。キッチンから部屋を完全に開け放つと、内と外が交じり合う。ここから海、畑、 森の眺望を楽しむことができる。右前方には当初からの別棟があり、ドラムを叩いたり、ゲストルームとして使われる。







寝室は温室に隣接しているため、光が降り注ぐ。ベッドの奥にはBjarke作の作り付け収納。石塀は、トウモロコシ畑から時折り見つかる石で作られている。これはBjarkeの

終わりのないプロジェクトなのだ。ベランダには庇(ひさし)があり、座ることができる。

夫婦は天気に応じてベストスポットをいつも

見つけられる。温室から見た寝室内。庭の

いたるところで美しい紫陽花が咲く。

Michelleは、庭を訪れるたくさんの鹿の

好物がバラの花だと早々に気がついたが、紫陽花に関してはその心配はいらない。

温室は夫婦のお気に入りの場所のひとつ。必ずここで一日が始まり、終わるのだ。どんな天候であろうと座っていられる上、自然の中にいると感じられる。





<BO BEDRE 2020年7月号114ページ>

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