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「一目ぼれした家」 BO BEDRE 2019年5月号

"K Æ R L I G H E D V E D F Ø R S T E B L I K "


Nadja とLars Kern Mejer夫婦は、コペンハーゲン北部にある緑が多いこの地区で1960年代築の白い一戸建てを初めてみたとき、運命的なことを感じました。二年前、夫婦はデンマークの建築家兼

デザイナーのJørgen Kastholm氏が1968年設計したシンプルなライン、オーガニックな建材やシャープのグラフィックバランスの家に一目ぼれしました。建てられた時代を配慮し、Kastholm建築家の

ミニマルなデザインを重視しながら、夫婦一緒に個性があふれる1960年代の雰囲気を再現しました。









ここでNadjaとLars夫婦は3歳の娘Thujaと9カ月の息子

Eikと一緒に住んでいます。Fabricius & Kastholmの伝説的なGrasshopperラウンジチェアから庭を眺める事が出来ます。




キッチンは家に合わせて腕の良い木製家具職人に依頼しました。

彼は家のすべてのドアやキャビネットの扉も手掛け、

ハーモニーのあるビジュアルフローができました。

家にはいくつかの天窓が設けられています。その一つは

キッチンの調理台の上にありますので、柔らかい日光が当たります。黒い天井の桟は部屋のグラフィックな雰囲気を作っています。床は

チャーミングなグレイブラウン色の自然な石材から。




1960年代の美学、機能主義や建材の使い方はNadjaとLars Kern Møller夫婦が気に入っているデザインです。二人は同年代の楽観主義や反動の

スピリットも気に入っています。それに加えて、夫婦共通のパッションは

Kastholm & Fabricius, Horst Brüning氏, Poul Kjærholm氏や

Arne Jacobsen氏といったデザイナーの作品を好んでいる事。夫婦は、自分が生まれる数十年前にできたデザインを常に取得したいと試みています。

広告代理店に勤めている両氏は二年前、コペンハーゲン市内のマンションから郊外の一戸建てに移り住むことを決め、家探しをしていたとき、1968年築の

Jørgen Kastholm氏の家に出会いました。その家は夫婦が気に入った年代に造られた家だけではなく、部屋の数や二人が望んでいたスタイルにもぴったりでした。Jørgen Kastholm氏が設計したこの家は彼自身も1968年~

1971年ここで暮らしていました。Nadja Mejer氏が言うには、「この家には一目ぼれをしたのです。」

「この家はシンプルでありながら国際的な雰囲気を醸し出している事が私たちにとって一番魅力的です。初めてこの家を見せてもらってから、もう後戻りできなかった」とNadja氏が言います。彼女は夫と共にこの家を2017手に入れました。

「私たちはこの家を手に入れて、とても喜んでいました。室内の塗装を少しやり直せば、すぐ入居できると思い込んでいましたが、細かいところをじっくりと確認したら、塗装だけで済ませないと分かったのです。」とNadja氏が詳しく説明します。彼女は夫と腕の良い職人と一緒に家の完全なレノベーションをする事にしました。家の雰囲気や真正性を配慮して、室内のリノベーションは新しい床

バスルーム キッチンにして、屋外では新しい屋根、テラスや庭。結局は規模の大きなレノベーションになりましたが、二人とも作業を楽しんでいました。それは慌てる必要がなく、すべての作業が終わってから、入居することに決めても良かったからです。

「私たちが望んでいた家になりました。元の家との個性があふれるバランスがとれています。私たちはKastholm氏の設計や機能主義が気に入っていても、

デザインミュージアム又はショールームに住むことは目的ではなかった。私たちのせいかスタイルも活かせたかったのです」とNadja氏。彼女はインテリアの面でも1960年代のスタイルに誠意を尽くす事に力を入れたと語っています。

「私と夫との共同プロジェクトであり、二人とも熱心に取り込みました。このような良い結果になったのは、二人がたくさん話し合い、私たちの家族のため、最高の環境が作りたいという二人の希望です。二年前家を購入したとき、一番の決め手は設計や家自体でしたが、この周辺の近郊も大きな要因でした。

コペンハーゲンや職場に近く、歩ける距離に林や海岸があるので、良い環境です」とNadja氏が指摘します。

設計、レノベーションやJørgen Kastholm氏に興味がある方はNadja氏の

インスタグラムプロファイル@kastholmhouseにてこの家のレノベーションを

フォローできます。インテリアの新しいアイテムが加われると、Nadja氏は今でもインスタグラムを更新しています。














キッチンや廊下の床は自然石材が使われています。それはオーク材の扉やオリジナルの

グレイ色の壁によく合っています。

窓際にはHorst Brüning氏が1968年にデザイン

した移動できるトロリーバーがおいてあります。

リビングでまず注目するのは黄色の壁です。

勇気をもって適切な色使いをしたこの壁。黄色の壁にはKastholm & Fabriciusのスチールや革製

エレガントFK20家具がぴったり。壁には1949年製のString本棚が良く合っています。

Horst Brüning氏のすてきなディベッドの上に

Alan Tobias氏が描いた大きな洋画やSimon

Henningsen氏デザインによる赤いNippon

ランプ。

ダイニングエリアには機能主義のもう一人の

巨匠Horst Brüning氏がデザインした

エレガントなグラス・スチール製のテーブルが

あります。このテーブルは家と同様1968年

デザインされました。テーブルには

Hans J. WegnerのYチェア。テーブルの上にはAstep社のGino Sarfattiの2065ペンデルランプ。





シャワーニッチは四角の薄ピンク色のタイルに覆われています。

ベッドルームでの大きな窓や温かみのある木製の床はより広いスペースや優しい光の印象を与えます。

仕事部屋の窓から外にある自然な緑がすぐ目に入ります。

Egon Eiermann氏がデザインした机は軽い印象を与え

Arne Jacobsen氏がデザインした伝説的な3107椅子との組み合わせにより全体の印象を完璧に。













家の周りに木製のテラスがあります。アウトドア家具はSkagerak社から。

Kastholm氏の家は地下室を高く設計した事によって地下室の位置が庭側の方向からしか分かりません。

庭に面している窓は床から天井までの大きいものです。黒色の

フレームが印象的なインパクトを

与えています。








<BO BEDRE 2019年5月号P.86>

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