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「ペーパークラフトが美しいクリスマスのデコレーション」BO BEDRE 2019年12月号

"julepyntet med papirklip"


シンプルでブラックを基調とするのがKasper Thorup氏のクリスマスのテーブルセッティングの特徴だ。テーブルを囲む椅子は本人が最近デザインを手がけたNoelチェア。

Amanda Betz氏は建築、デザインとアートに

取り組むアーティスト。テーブルの上の、紙で作られたからできたデコレーションは彼女の作品。



デザイナーのKasper Thorup氏のクリスマスのテーブルセッティングはシンプルでミニマル、そして独創的なアイデアをたくさん取り入れている。飾りは軽くてエアリーなペーパークラフト、本人がデザインした家具やデコラティブなヤドリギ。ベースカラーはブラックなので、見た目がピンと引き締まった雰囲気になる。



Kasper Thorup氏は、ミニマルなデザインが特徴のThorup Copenhagen社の社長。クリスマスのテーブルセッティングはシンプルかつスタイリッシュなブラックやブルーで

まとめ、ヤドリギの飾りも用いる。

デザイナーのKasper Thorup氏は、家具ブランドThorup Copenhagen社を創立し、クラシックでミニマルな家具づくりに取り組んでいる。デンマーク公共放送局の番組『デンマークの次世代のクラシックデザイン』では自身がデザインしたNoelチェアが「ダイニングチェア」部門でベストデザイン賞を受賞した。Kasperは妻のAnnaと息子のElliotと一緒に、コペンハーゲンのVesterbro地区とFrederiksberg地区の境目にある78㎡のマンションに住んでいる。住まいのインテリアは自身が手掛けたデザインのものが多い。

「私は自分が所有しているものの背景、素材の価値、作り方や職人の技、すべてをよく知っているし、大切にしています。それと同時に生活の中でそれらのものをどう使えばいいのか、そのものはどう変わるのかも実感しています。私がデザインした家具はシンプルなので、我が家をデザインする際、インテリアのベースとして良い働きをしました。ショールームのようにはしたくないので、カラフルな小物やアート作品を用いて、個性あふれる住まいになりました」とKasperは語る。

 クリスマスのテーブルセッティングはシンプルにしたいということで、温かい雰囲気を生み出す数少ないデザインアイテムを厳選した。

「テーブルセッティングをしたあと、私のシンプルなスタイルに加え、アクセントとしてデザインの最中に思い浮かんだアイデアを加えました。そうすることで、シンプルかつイキイキとした印象を加えることができ、ワクワクする気持ちで食卓についてもらうことができるはず」とKasperは語る。

 多くのデンマーク人と同様に、クリスマスは家族と一緒に過ごす。典型的なクリスマスディナーもする。

「クリスマスディナーは、前菜はサーモン、メインはローストダック。付け合せはカラメルポテト、赤キャベツの蒸し煮、ウォルドーフ・サラダ。デザートは冷たいライスプティング。ディナーの後、手をつないでクリスマスツリーを囲んで踊り、家中をまわりながら一緒にダンスするんです。クリスマスの歌も歌うが、歌詞はなかなか覚えられないので、笑えるほどおかしな歌になります。プレゼントを開けるとき、子どもたちはツリーの下においてあるプレゼントを一個一個取り出して、そのプレゼントは誰宛てなのか、読み上げてくれます」とKasperが言う。

 年によってクリスマスイブはKasperかAnnaの家族と一緒に過ごす。

「クリスマスイブは、一年ごとに自分の家族またはAnnaの家族と一緒に過ごします。ゆっくり、落ちついた雰囲気の中でクリスマスを迎えることが大事だと思っているので、料理をしながら、皆でおしゃべりを楽しみます。家族はそれぞれが決めた話のネタをだすので、準備の時間も楽しく過ごせるんです」とKasperは語る。

 最高のクリスマスの思い出は10歳のときのもの。当時、プレゼントは大きければ大きいほど良いものが入っていると思いこんでいた。

「最後にクリスマスツリーの下に残っていたプレゼントはとても小さくて、私宛だった。あまり期待せずにそのプレゼントを開けてみたら、中にはとてもすてきな子ども用のダイバーズウォッチが入っていたんです。その腕時計は長年使い、今でも持っています。次は息子に使ってほしい」とKasperは話した。



テーブルセッティングはKasperのデザイン

プロセスからインスピレーションを受けている。Royal CopenhagenのHavとSort Rifletシリーズのプレートを使用。シャンパン用、白ワイン用、赤ワイン用と揃えたグラスは

すべてLouise Roe社。カトラリーはNew YorkのGeorg Jensen社のもの。リネンのナプキンはBroste社。くるみ割り器は

ヴィンテージ。黄銅製やコンクリート製のボウルはKasper自身がデザインしたもの。Thorup Copenhagenで販売されている。



Menu社の円形オブジェにつける小枝のヤドリキのデコレーションは空想的な

印象。美しい白の陶器の花瓶はMaria Vedel-Petersen氏の作品。黒の

キャンドルスタンドはフリーマーケットで購入。

シンプルなサイドテーブルはThorup Copenhagen社。グラスはIittala社。シンプルなスタイルはクリスマスプレゼントのラッピングにも用いられる。

ラッピング用の箱はStefan Papir社、クリスマスボールやラッピング用の紐はJakodan社。ペーパークラフトのホワイトの星はAmanda Betz氏の作品。

ヤドリギはPeter Vindt Hansen社。「ヤドリギはクリスマスに不可欠」とKasper。




棚の扉が色付き、磨いた鉄からできている印象的な

キッチンはKasper自身のデザイン。このような作りで、

ステキなマーキングができるThorup Copenhagen社から黄銅製照明器具と良いコントラストになる。ガラス製の花瓶はRo Collection社から。ドライフラワーのアーティスティックなブーケはStalks & Roots社から。Louise Roe氏が作った黒のセラミックボールの中にはiittala社のガラス製のクリスマスボール。








<BO BEDRE 2019年12月号>

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